三浦綾子『氷点』から考える、人生に残る「与えたもの」
昔かけてもらった言葉を、ふと思い出すことがある。 失敗したとき、責めずに次の手順を教えてくれた人。うまく話せないままの相談を、最後まで聞いてくれた人。その人がどんな肩書きを持っていたかより、自分にどう接してくれたかが記憶に残っている。 ...
昔かけてもらった言葉を、ふと思い出すことがある。 失敗したとき、責めずに次の手順を教えてくれた人。うまく話せないままの相談を、最後まで聞いてくれた人。その人がどんな肩書きを持っていたかより、自分にどう接してくれたかが記憶に残っている。 ...
仕事を終え、家の用事を済ませる。今日も必要なことはこなした。けれど、一日を振り返ると、自分が楽しみにしていたことには触れられていない。 そんな日が続くと、もっと収入があれば、もっと時間があればと考えたくなる。実際に、生活の条件を変える必要があることもある。 ...
評判のいい店へ行き、流行の服を買う。それで気分が上がるなら、悪いことではない。 ただ、誰かに勧めるとき、「流行っているから」以外の言葉が出てこない。そんなときは、自分が何を気に入ったのか、一度立ち止まってみたい。 ...