
「いつか変わる」と言う人間は、最後まで変わらない
「いつか痩せたい」 「いつか起業したい」 「いつか英語を話せるようになりたい」 これを口にする人間を、私はこの20年で何人も見てきた。 だが、その「いつか」が本当に来た人を、一人も知らない。 ...

「ごめん、今日無理」に揺れる男は、すでに負けている
「ごめん、今日無理になっちゃった」 楽しみにしていたデートの数時間前に、この一行が届く。 予約した店、整えた身だしなみ、頭の中で組み立てていた時間の流れ。 それらが一瞬で行き場を失う。 ...

人生の脚本を書いているのは、もう自分ではなくなっている
朝、ベッドの中でスマホを開く。 表示される記事を読む。誰かの提案で映画を選ぶ。「おすすめ」のレストランで昼を取る。返信文面はAIが書く。夜、勧められた動画を眺めて眠る。 ...

「また今度」と書いた瞬間、関係はもう終わっている
「また今度ご飯でも」 「もしよければ、お時間あるときに」 「いつかゆっくりお話しましょう」 これらを送って、返事が来ないと嘆く男がいる。 だが冷静に読み直してみると、もう答えは出ている。 何も決まっていない文章に、人は返信を返さない。 ...

話す前に、勝負はついている──「格」を伝えるノンバーバルの正体
人間は、しゃべる前にすでに判断されている。 初対面の印象のうち、言葉の中身が占める割合は1割にも満たないと言われる(メラビアンの法則)。残りを決めるのは、声のトーン、表情、姿勢。つまりノンバーバル(非言語)の領域になる。 ...

忙しい人間ほど、人生が変わらない──「暇」だけが持っている力
人生で最も大切な事は暇な時にしか捗らない。 忙しい時は喫緊の課題ばかりやらざるを得ず、しかし喫緊の課題をやっても全体の結果は大して変わらない。 持て余す暇だけあれば大切な事にこそ目が行く。本当に大切な事はすぐやらずともすぐには致命的にならないが、将来、確実にやって来なかったツケは回ってくる。 ...

人生で大事なものは三つしかない──鮮明なゴール、諦めない仕組み、直感を貫く勇気
うまくいく人間を観察していると、共通点は驚くほど少ない。学歴も、性格も、運もばらばら。ただ、三つだけ揃っているものがある。 ゴールが鮮明であること。途中で降りない仕組みを持っていること。外野の声より自分の直感を上に置いていること。 ...

「なんとなく知っている」が一番危ない──曖昧な知識は無知に劣る
「なんとなく知っている」ことが、どれだけあるだろうか。 ネットの記事をさらっと読んだ。誰かから聞いた話を覚えている。昔勉強したが細部は忘れた。情報があふれる時代は、こういう曖昧な知識が積もりやすい時代でもある。 ...

「頑張る人」は「夢中な人」に勝てない──累積思考量という残酷な差
努力は報われる、と多くの人が信じている。 だが、歯を食いしばって頑張る人間が、楽しくて仕方なく没頭している人間に追い抜かれていく場面を、私は何度も見てきた。 ...

選択肢が増えるほど、人は選べなくなる──マッチングアプリ疲れの正体
選択肢は、かつてないほど増えた。指一本で数百人の候補と出会える。 それなのに、「いい人がいない」という声は増える一方になる。 これは矛盾ではない。心理学者バリー・シュワルツが示した「選択のパラドックス」──選択肢が増えるほど人は選べなくなり、選んだ結果への満足度も下がる──が、恋愛市場で忠実に再現されているだけのこと。 ...